The Light of Eternal Agape 東フィラデルフィヤ教会
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週報巻頭言

「祈り」には忍耐が必要…「30年待った「ロシア系ユダヤ人」!

  • east-phila
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「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」(マタイの福音書7章7節)

意味も分からない。しかし、語られたことは忍耐して待つ!

P牧師は、「祈り⑦」として、祈りには「忍耐が大切」であることを語られました。み言葉の「祈りなさい」は原語では「祈り続けなさい」になっています。

今TLEAに開かれているいろいろな働きは、すべて忍耐がともなっています。「海外宣教」、「孤児院の働き」、「賛美の働き」…いずれも、初め語られた時には、どこから何時始まるのか、全く分からなかったのです。

「海外宣教が始まる」と語られて、20 数名の人たちが祈り始めました。1年、2年と経つうちに、何も起こらないので祈る人は減っていき、とうとう1人に。そして、ある時にとうとう開かれました。その後、世界各国に宣教に行くようになっています。

「ロシア系ユダヤ人とのかかわりを開く」と語られて、30年待ちました。初めは「ロシア系ユダヤ人」の意味も分かりません。それでも待ちました。

突然、連絡が入ったユダヤ人宣教!

東ヨーロッパの宣教が開かれて、チームがクラコフの空港に来た時に、チェコの宣教師をしていたサリーさん夫妻に、ロシア系ユダヤ人のレオン牧師から突然、連絡が入ったのです。イスラエルのロシア系ユダヤ人の宣教を助けてほしい、というのです。長年、祈り求めていたことでした。

「祈り求めること」と「忍耐」はセットであることを覚えておきましょう。(以下略)

戦禍の中から開かれた、新しい段階のヨーロッパ宣教!

T牧師が雲虹3月号に書いておられましたが、今年の1月に開かれたドイツ・スイスチームは、戦禍の中におられたウクライナのボロジャ牧師の関わりで開かれたものでした。ボロジャ牧師がお知り合いのドイツの教会が開かれ、そのドイツの教会を支えているスイスの教会にも働きが広がりました。

神様のなさることは不思議です。一番大変な中にいるウクライナのボロジャ牧師が用いられたのです。しかも、大分前に、ヨーロッパ宣教は「東から西へ」と語られていたことが、このようにして実現したのです。

ロシアに侵攻されて、この上もない大変さの中におられるボロジャ牧師とその教会を神様は用いられたのです。

困難の中にあるウクライナの教会、それを祈りと献金で支えたTLEAの教会、そしてこの関わりが開かれたのです。チームのドイツとスイスにおける働きは非常に祝福されました。この後の働きが、さらに期待されます。

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<聖書の言葉から> 信仰による「忍耐」と「期待」!

「あなたがたは、『刈り入れ時が来るまでに、まだ四か月ある』と言っていませんか。さあ、わたしの言うことを聞きなさい。目をあげて畑を見なさい。色づいて、刈り入れるばかりになっています。」(ヨハネの福音書4章35節)

この時、どれほど畑は色づいていたでしょう。弟子たちにとって、宣教は始まったばかりで、「まだ四か月以上」どころではなかったでしょう。しかし、イエス様は信仰の目で見ておられました。

私たちも「まだまだ」と思ってしまいます。確かに信仰による忍耐が必要です。それと、祈り求めていることは、「御心の願いはすでにかなえられた」と考えてよいのです。(Ⅰヨハネ5:14、15)イエス様に、「信仰によって見る目」を与えていただきましょう。

TLEAには、み言葉への信仰によって積まれた忍耐があります。今年度のみ言葉では、「向きを変えて」と語られました。主の言葉に信仰を働かせて、この後の主の御業を見ていきましょう。

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