The Light of Eternal Agape 東フィラデルフィヤ教会
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祝福・恵みの証し

震災での守りと祝福

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地震発生前に与えられた備え

今回の3月11日の東日本大震災で事前に備えられ、守られたことが色々とありました。また震災後にも沢山の祝福を受けました。それらのことをお証ししたいと思います。

震災があったその日は金曜日で、ちょうど生協の個人宅配の日でした。いつもどおり午後2時半頃に、生協のトラックが来て、今週分の食料品や雑貨を届けていってくれました。このことにより、当面の食べ物が確保されました。震災後はほとんどの店が2~3日閉まっていて、買えてもお菓子などしかなかったため、個人宅配が来たのはとても大きいことでした。

更に、その日は父が休みを取っていて、午前中に実家に行っていたのですが、地震が起こる5分程前に家に帰ってきたのです。それはまさに間一髪のタイミングでした。地震が発生した時、私は2階の自室にいて、母と父が1階のリビングにいました。地震が起き、私は慌てて1階に降りていき、外に飛び出しました。あまりの大きな地震に、私は自分の事だけで精一杯で、母を気にかける余裕など全くありませんでしたが、父が母を助けてくれていたので感謝でした。

揺れも抑えられ守られる

今回の地震は大変長くて大きなもので、今までに体験したことのないような揺れでしたが、家族は誰も怪我をすることなく守られ、愛猫も無事でした。私の住んでいる仙台市太白区は、多くの地域で震度6弱以上を観測する中、震度5強でいくぶんか揺れは抑えられ、私の家も近所も特に大きな被害はありませんでしたが、電気とガスが止まってしまいました。しかし水圧が弱いながらも、水だけは止まりませんでした。それでもいつ止まってしまうか分からない状況だったので、汲み置きをしたり、お風呂の水を捨てないでおいたりはしましたが、その後一度も水が止まることはありませんでした。数日後、心配して電話をかけてきてくださった関東在住の方に、母がこれらのことを話しましたら「それは奇跡だ」と言って驚かれたと言うことでした。

病も益に変えられ、食料が満たされて…

またもうひとつ、備えられたことがありました。2月の中旬頃に、母が酷いめまいが起きるようになり、安全なようにと丈夫でしっかりとした手すりが階段に取り付けられました。この手すりは、余震の多い日々に安心感をもたらすものとなり、母にめまいが起きたことも益と変えられました。

地震が起きた日の夜は、近くの方がかまぼこを差し入れしてくださり、宅配で届けられたものを色々工夫して作り、普段とあまり変わらない夕食を取ることが出来ました。次の日は父が職場で炊き出しをした、おにぎりをもらってきたり、保管してあった乾電池を持ってきてくれたりと、父の職場を通して色々と助けられました。また父は、震災後寒い日が続く中、2時間程店の前に並んで、必要なものを度々買ってきてくれました。その後も、父の会社から大量の救援物資を頂いたり、親戚や知人の方々からも沢山の食料品などを頂き、他の方々におすそ分けしても、なお十分なくらいに満たされて、ほとんど食べ物に困ることなく過ごすことが出来ました。

岩手内陸地震が起こった後の礼拝で、再度地震がくることが示されていて、今回の大地震のことは分かりませんでしたが、予想されている宮城沖地震のために、家族や1人で色々な事柄を細かく祈っていました。地震が連動型になってしまったことと、電気とガスが止まってしまったこと以外の願いは、全て叶えられて感謝でした。今回このように、様々なことを備えて、守り祝福してくださった主に感謝し、主に栄光をお返しします。

『私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主の憐れみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。「あなたの真実は力強い。主こそ私の受ける分です。」』哀歌3章22~24節

証し:O.G姉

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