今日は東京へ出張です
私は17年も障害者団体の事務局をボランティアでしています。今日はその関係で総務省への陳情があり、東京へ出張で行ってきました。朝に、仙台駅の緑の窓口で新幹線の往復の切符を買いました。仙台駅構内に入る時にチラシを配っている人がいて、渡されたので思わず受け取りました。仙台駅を出発したので、ゆっくり座席でサンドイッチと缶コーヒーで朝食をすませました。そして身の回りを片付けました。先程受け取ったチラシは受け取らなければよかったのですが、折ったままバッグに挟んでありましたので、前の座席のカタログ入れの網に入れました。
「帰りの切符」が無い！
さて、「帰りの切符はどこだったかな」と確認しました。行きは改札を通ってからポケットに入れてあります。帰りのがありません。バッグのポケット、財布、コートのポケット、その他あらゆるところを捜してもありません。どうしても見つからないのです。このごろ忘れっぽくなっているのです。全く記憶にありません。新幹線代金は大きいです。心配になりました。その時、マーリン・キャロザース牧師という方が、「本当に感謝なことが起きました。飛行機のチケットを無くしました。」と笑顔で言われたという証しを思い出しました。
「すべてのことに感謝しなさい」
そうだ、こんな時は感謝するんだね、「すべてのことに感謝しなさい」というみ言葉が聖書にあるんだった。それで、「神様、帰りの切符がなくなったことを感謝します」と言ってみたのです。本当に言ってみたのです。すると、とたんに、あることに思い当たったのです。目の前の座席のカタログ入れの網に入れて捨てたチラシが目に留まったのです。「もしかしたら、このチラシに挟んでいないか？」と。取りだして見ると、ありました！本当にびっくりしました。何にびっくりしたかと言うと、「すべてのことに感謝しなさい」が神様のお言葉だということにです。無意識にチラシを折りたたんだ時に、切符を挟んでしまっていたのでした。
感謝することで、神様の助けを見ます
私は忘れっぽくなっているのですが、思い出させてくださるのも神様なのですね。帰りの切符を、新幹線の中に捨てて行くところでした。本当に自分は何をやっているのだろうとぞっとしたのですが、しかし、感謝することによって、神様の助けがあることが分かりました。ですから、これからも、とんでもないことが起こっても、あわてません。心配しないで、「このことも感謝します」と言うことにします。主の御名を心からほめたたえます。
証し：蔵元英二