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週報巻頭言

預言の働き…「旧約時代」と「新約時代」での違い!

  • east-phila
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「預言する者も、ふたりか三人が話し、ほかの者はそれを吟味しなさい。」(コリント人への手紙第一14章29節)

預言への誤解は、旧約と新約での違いから!

基本的なポイントとして、預言は旧約時代と新約時代では違うということを、しっかり捉えていかなければならないとP牧師は語りました。

預言を一回でも間違ったら偽預言者とか、石打ちにしなければならないとか、そういう言葉が出て来るのは、新約と旧約の違いを理解していないからです。

聖書66巻は誤りなき神の言葉に矛盾?

旧約聖書3 巻・新約聖書27巻、合わせて66巻は、誤りなき神の言葉です。(カトリックではその数が違いますが、誤りなき神の言葉はこの66巻です。)

しかし、いくつかの矛盾が生じるのです。一つは、新約聖書と旧約聖書に、同じ事柄について、それが違う場合が出て来るのです。誤りなき神の言葉なのに、どうなんだ、と言うことになります。

「旧約」と「新約」が違うなら、新約の方をとる!

例えば「罪の赦し」に関しては、旧約では羊とか牛を捧げますが、新約では十字架のイエス様を信じることです。どちらが正しいのかというと、旧約は新約の前段階的要素を持つから、旧約時代はそうであっても、新約時代では完成されたイエス様の十字架を信じるのが正しいのです。

これが鍵です。この鍵の事柄に関して、旧約と新約では預言に対して書いてあることが違うのです。

その時に、預言について書いてあるからと言って、預言を間違った人に対して石打ちにしたら、刑務所行きです。実は、時代にそぐわないことは良く分かるわけです。

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旧約時代と新約時代の違い…聖霊の内住!

旧約時代の預言者は、基本的にはイスラエル人の中の神が選んだ者がなりました。当時は神を信じた者たちに聖霊様が供えられていなかったのです。

今は、ペンテコステ以降。信じるすべての人に聖霊様が注がれ内住されています。旧約時代は、聖霊様はごく一部の人にだけ注がれていました。

新約時代には、ペンテコステから教会ができた!

旧約時代には教会がなかったのです。新約時代はペンテコステから教会ができ、預言をはじめ9つの御霊の賜物が教会の賜物として現れ、私たちに現れてくるようになったのです。

聖霊様は、教会の一部として、御体の一部としての我々を通して賜物を現わすのです。ここが、新約時代が旧約時代と大きく違うところです。

「吟味しなさい」と書いてあります!

旧約時代はごく一部の預言者に聖霊が注がれ、預言は間違えなかったのです。しかし、今は間違えるから吟味しなさいと言っています。

聖霊様は賜物を現わす力を現わし、同時に、見分けさせる力も持っているのです。皆さんの内にある聖霊のパワーはすごいのです。

見分けるという時に、見分けた良いことをしっかり握り、それを全うしてゆくことが一つ、大きなポイントです。

間違った捉え方は、賜物の働きを止めてしまう!

旧約と新約の違いを間違うと、預言の働きに手をつけられなくなります。そうすると、結局、御霊の賜物の働きを止めてしまうことになるのです。

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「預言の本」について、預言がありました!

本当に不思議なことが起これました。パウロ秋元著の「預言」の本が出来上がった時に、不思議な預言があったのです。

「一人の人が発行所(雲の間にある虹出版)に電話をよこし、預言の本を絶賛してくれる。」というのです。

本を書かれたP牧師は、はじめ、「一人だけか」と思われたそうですが、実際に電話がかかってきて、びっくり! その方は、昨年召されたのですが、福音派の神学者のトップの方で、尾山令仁牧師でした。預言などの御霊の賜物の働きに否定的だったキリスト教福音派のトップの方です。その方が「聖書的でとても良い本です。色々な人に紹介したいです。」と言われたそうです。

この「預言の本」に、非常に大きな御心があるのです。このことをしっかり心にとめておきましょう。(完)

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