
やすらぎの歌を歌うようになり…
T姉(94歳)は老人ホームでの生活が4年目になります。84歳の時に教会で洗礼を受けました。それまでは、礼拝には年に2回くらいしか来ていませんでした。12月のクリスマス礼拝の時と、有名な講師が来られた時くらいです。その教会の牧師のお薦めで洗礼を受けたときはしぶしぶという感じだったのですが、不思議にそれ以来、毎月第1日曜日は礼拝の日と、自分で決めて来るようになりました。
老人ホーム入所の1年位前に、M牧師夫妻が訪問し、やすらぎの歌を賛美してくださいましたら、「良い歌だねー」と言いました。それ以来やすらぎの歌を歌うようになり、やすらぎの歌5集の「天のよろこび」は自分で歌い出せるようになっています。今はその時より認知症が進んでいますが、新しいやすらぎの歌でも何回も繰り返すと一緒に歌えるのがあります。
ハレルヤと書いてあり、びっくり
最近、老人ホームで入所されている方々の書いた書道が掲示してありました。見ると、T姉のは「ハレルヤ」と書いてあり、びっくりしました。「ハレルヤ」は「神様を誉めたたえる」というヘブライ語で、聖書や、やすらぎの歌に良く出てきます。たどたどしくしか書けないはずですので、介護士さんが腕を支えてくださったのだと思いますが、ハレルヤという言葉は、これは自分で決めたとしか考えられず、本当にうれしくなりました。神様がT姉とともにおられることを感謝致します。
証し:蔵元英二