「 愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。」 (コリント人への手紙14章1節)
主への祈り聞き従いが土台となっているTLEAの教会には、「賛美の働き」や「海外宣教」、「孤児院の働き」などいろいろな働きが開かれてきました。
祈り聞き従い以外には何もなかったこの教会に、主は「預言の働き」をくださいました。「預言の働き」を聖書通りに用いることによって、そして主からの言葉への祈り聞き従いによって、主はこれらのすべての働きを開き、起こして下さったのです。これら賜物の働きについてP牧師が語って下さいました。
カリスマの働きをサタンが妨害する!
P牧師は語られました。御霊の賜物(カリスマ)の働きは、「神の働きの進展」という面と「我々の立て上げ」という面で非常に重要です。御霊の賜物は9つあり、「預言の働き」が中心で、そして「その他の賜物」があります。
P牧師がカリスマのことに触れ始めた時には、何人もの福音派の若手の方々が興味を持っておられましたが、その中には有名になられた方々もおられましたが、みんなカリスマをやめてしまいました。
どうしてそうなるかというと、「賜物の働き」は非常に強力なので、サタンがいろいろ妨害して、やめさせる、ということになってくるのです。
すべてのクリスチャンが「賜物の働き」をできる!
御霊の賜物に関して、聖書は「求めなさい」と言っています。イエス様を信じたすべてのクリスチャンが、その賜物の働きをすることができるのです。
私たちの内に聖霊が住まわれているので、例外はありません。しかし、「聖霊が住まわれること」と、「聖霊に満たされること」は違います。そして、聖霊に満たされなさい、と命令されているので「満たされることは御心」です。
聖霊の満たしを祈っているのに、与えられない?
P牧師に「聖霊の満たしを祈っているのだけれども、与えられない!」と言
って来られる方がいるそうです。
これは誤解からくる問題です。「聖霊に満たされなさい」というのは「主の命令」なのです。Ⅰヨハネ5:14には「御心にかなう祈りは答えられる」とあります。「受けたと信じなさい」とあります。満たされるのが御心ですから受けたと信じるのです。
P牧師に言って来られた方々は、次々と聖霊のバプテスマと異言を受けるのを見てこられたそうです。
預言できる方は特別な人?
Ⅰコリント14:31には「あなたがたは、みなかわるがわる預言できるのであって」とあります。だれでも預言できるのです。しかし、Ⅰコリント12:8~10にあるのは、たとえばマラソンでトップの人とビリの人のように、だれでも走れるのですが、トップの人のように特別な賜物を与えられている人がいることを言っています。
「賜物の働き」があるのとないのでは、大きな差になります!
ラインホルト・ボンケというすさまじい器がおられました。彼があれだけ用いられたのは、明らかに賜物の働きで、癒しを中心に、預言の働きが大きかったと言われています。
皆さんも、奉仕をする場合に、働きが賜物を用いている時に、より明確に現れて来るのです。よりはっきり現れてくる、これが一つ大きなポイントです。
だから我々(TLEA)はちょっと驚いているのです。治らないと言われた精神病や脳障害が癒されてしまい、癌が無くなったとか。これは賜物の働きで、より強く主の力を現わすのです。多くの方々に神の働きが広がるポイントになります。今リバイバルが起こり始めていますが、もっと大きく起こって来るのです。その時、賜物の働きを用いられるかどうかで、差が出て来るのです。
「預言すること」を熱心に求めると、預言の働きのレベルが上がる!
Ⅰコリント14:1「愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを求めなさい。」の言っていることは、預言することを熱心に求めることによって、預言の働きのレベルが上がるぞ、と言っているのです。
皆さん、熱心に求めていただきたいと思います。
教会の管理のもと、課題を決めつつ祈った方が良い!
御霊の賜物は教会のものなので、教会に従い、管理を受けつつ預言の働きの対応を成してゆかなければなりません。課題を決めて祈った方が良いのです。
どなたかの癒しのため、とか、1月のヨーロッパチームのためとか、祈りと共に預言が与えられるなら預言してゆくとか。その中で、預言は誤りも含むので、明確に見分けてゆかなければなりません。
神の働きの中で「賜物の働き」は重要なポイントです。「サタンが働くから」とか「クリスチャンが危ない」とか、「預言は無くなった」とか、とんでもない逆のことを言うのです。賜物の働きのことは、明確に聖書に出ていまので、はっきりと捉えておいていただきたいです。(完)