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Ⅰテサロニケ

主と共にいることを喜ぶ恵み

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聖書箇所

テサロニケ人の手紙第Ⅰ:5章16~18節
ルカの福音書:16章19~31節、23章40~43節

状況に一喜一憂しないで、主を喜び感謝すること

麻生首相は支持率9%にまで下がりましたが、小学校の訪問で子供たちと楽しそうに給食を食べたり、話し方や態度には気落ちはあまり見られませんでした。しかし現実の政策には、批判をはねのける有効策はなかったのです。ところが、民主党党首の西松建設献金問題で、すなわち政敵のエラーで今は支持率30%近くにまで上がりました。

政策も、少し良い方向に行っています。昨年夏にはガソリン代高騰で1リットル200円もと言われていたのに、12月にはすっかり落ち着いてしまいました。今は不況で、リストラで、どうも…と言っていますが、円高が元に戻ると状況は少しは変わるかもしれません。私たちには、その結果が本当に良いのか悪いのか、わからないのです。だからよく見えることは喜び、そうでないとイライラするのは、良くないのです。私たちがいつも喜び、すべてのことを感謝する理由の一つはここにあります。

何を喜ぶのか

ルカ23章40~43節にはイエス様と共に十字架につけられた犯罪人が出てきます。断末魔の苦しみを、多くの人々の嘲笑の中で味わうことほどの恥辱と苦しみはありません。しかしこの犯罪人は、イエス様の身近にいた弟子たちやマグダラのマリヤ以上の信仰を持っていました。この犯罪人にイエス様は「あなたはきょう、わたしと共にパラダイスにいます」とすばらしい約束をされています。

また、ラザロもアブラハムのふところ、すなわち天国で、主と共にいることになったのです。主と共にいることを喜ぶべきです。自分中心は、目が見えないのです。私たちをお選び下さった主と共にいることを、主と共に歩むことを喜ぶべきで、それは恵みなのです。

目先のことに一喜一憂してしまいがちですが、主に信頼して主を見上げて、主のことばをしっかり握って生きることが大切です。(証し)私は小6からリウマチで、大学生の頃に「リウマチ友の会」という患者の会の事務局を手伝うようになりました。その後は事務局を35年間ほどもずーっと担当することになりました。ある時から、代わってくれる方を祈り求めました。

7年ほど前に、ある大きい病院の中にある別のリウマチの患者会の方々と交わりを持った時に、その方々に私たちの会のやり方を痛烈に批判されました。それで、さらに、だれか代わって下さる方をと祈りました。すると、神様はその一番厳しく批判された人を示されました。はじめは、まさかと思いましたが、祈ってみると、不思議なことに、その方がまじめに考えている人のように感じました。

そして、私と共にやって来て下さった方の中には反対する方もいましたが、結局、その方に引き継いで頂くことが出来ました。その方は、現在、私たちの頃よりもずっと立派に、リウマチ友の会の活動をやって下さっています。また、今私が教会の奉仕に専念できるのも、その恵みのゆえなのです。

私たちには、その結果が本当に良いのか悪いのか、わからないのです。目先のことだけを見、見かけに影響されてしまいます。しかし確かなのは主のことばと、主の示しです。主に信頼して主を見上げて、主のことばにしっかりと立ってゆきましょう。

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