今はロシアとウクライナは大変な状況で、戦争になりました。ウクライナの教会のボロジャ牧師や兄弟たちは、スロバキヤとの国境近くに位置しているので、難民救済活動に当たっていて、兵役は免状されています。主の御名を崇めます。東京アンテオケ教会では、ボロジャ牧師たちと難民の方々のため、支援金を送られたそうです。
今後について、確かなポイントは聖書
ロシアは先週、非常にひどいことを言いました。核兵器を使用する可能性があること、また、原子力施設を攻撃することです。第3次世界大戦になりかねない状況になっています。しかし、これはロシアのはったりで、脅しをかけている状況。第3次世界大戦は今すぐはならない。ただし、この後の動きにおいては、それはあり得る。これについては、確かなポイントである聖書があります。「聖書から見ると、どういうことになるのか」です。
「この後の動き」というのは、聖書では、黙示録の時代に、ロシアがイスラム国などを引き連れてイスラエルを攻めることが書かれています。（エゼキエル書38、39章）この時に、核兵器が使われる可能性があります。また、非常に多くの人々が死ぬ、ということが起こってきます。
聖書を見ていると、終わりの時と書いてあり、地震が起こるとあります。その事から見ると、おそらく、ヨハネの黙示録6章にある第4の封印の時、そして、第6の封印の時に、そのことが起こって来るのではないかと思います。
（これは患難時代に入ってからですから）今回の状況はまだ最終的な事柄には発展しない、しかし、この後に必ず、それらのことが発展していくのです。
そうなると、「今の動きの中でも現れてきていること」があるのです。それはヨーロッパの一致です。ロシアが動くので、ヨーロッパの一致が強くなってきています。黙示録ではローマ帝国が復興することが書かれています。（黙示録13章）ヨーロッパを統一した国、EUがそれです。ロシアの動きに危険を感じて、EUの一致が加速して来ます。その中で反キリストが登場するのです。その土壌作りが大きく開いて来ました。この後、色々なことが起こって、黙示録の時代、すなはち、患難時代に突入するということを覚えておいてください。
今ウクライナとの紛争でのロシアへの経済制裁は、ロシアにとってかなり効いているはずです。ロシアがイランとかリビアを引き連れてイスラエルに攻め込む時（エゼキエル書38、39章）、ロシアが動く理由は経済的問題と見られるからです（同38章12、13節、39章10節）。しかも、ロシアが無理に引きずり出される様子があります（同38章4節）。経済問題のため出ざるを得ない状況です。
ロシアがイスラエルに攻め込む時には、大きな地震が起こると書かれています。そして混乱して、内部分裂が起こると共に、おそらく復興ローマ帝国が攻撃して、ロシア軍は壊滅する、神の裁きが現れてきます。これらは聖書にある確かなことですから、今起こっていることも「時代の大きなポイント」と捉えてください。
「試練は神様の御業のために必要です！」ヤコブ1章2節
私たちにとっては、試練は大変でマイナスに見えますが、神様の御業には必要なことと思われます。ですから、試練を通してこそ神様の御業を見るのです。
最近、Oさんが病床洗礼を受けられました。Oさんは以前から癌の病で、抗がん剤治療を続けてこられましたが、治療の効果が見られなくなり、在宅医療となられました。信じるお祈りは受け入れておられ、礼拝に来られた時もありましたが、その後はあまり来られてませんでした。洗礼はお勧めしても、ちょっと待ってください、ということでした。ご家族はお父様が本当に信じておられるか、心配されておられたこともあったようです。教会としても、お祈りをしておりましたが、やはり神様はOさんに働いてくださっておられました。
Oさんは息子さんのTさんのお勧めで、オンライン礼拝を受けられるようになり、また、Tさんとお祈りをするようにもなられました。教会では、Oさんの癒しの祈りと共に、洗礼を受けられますように、お祈りしておりました。
神様の示されるタイミングを祈っておりましたが、やがて在宅医療の先生や看護師さんが来られる前の丁度良い時に、ご本人もにこやかな表情で、「お願いします」と言われ、本当に神様の祝福のうちに洗礼式を執り行わせて頂きました。
ご本人やご家族にも、肩の荷が下りたような、洗礼式の恵がありました。これからも、主がOさんとご家族を最善に導いてくださいます。