The Light of Eternal Agape 東フィラデルフィヤ教会
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祝福・恵みの証し

賛美の恵み

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一緒に賛美できる喜び

老人ホームにいる母を訪問すると、みんなで一緒の時もあり、また個室で寝ている時もあります。みんなと一緒の時は、そこでしばらく話をし、飽きてくると個室に連れて行きます。母の名前が書いてある個室は見晴らしが良く、母は大変気に入っています。すぐ向かいに小さい山があり、下の駐車場も見下ろせます。緑や紅葉する山と、駐車場のたくさん並んでいる車が気に入っているのです。そこで、また色々話をし、感謝なことを証しし、お祈りをすると喜んで聞いてくれます。それから賛美をします。

いつもの、母が昔ミッションスクールで覚えた賛美歌515番から入り、やすらぎの歌まで6曲ほど歌います。ある時、今聞いたことをすぐ忘れる母ですが、やすらぎの歌の「天のよろこび」を自分から歌い出せるようになったのです。「あっ、まだ覚えることが出来る」とびっくりでしたが、神さまの特別な御業かも知れません。先日、一緒に賛美しているとき、とても嬉しくなりました。一生懸命歌っている母を見ているうちに「今、イエス様の喜ばれることをしている。」という思いが押し寄せてきたのです。賛美が上手に歌えたわけではありません。しかし、何か、いま神さまが喜んでくださっておられる、すばらしい時だなーと言う感じがしたのです。

やすらぎの歌「良い歌だねー」

「ペースメーカーを入れなければ、いつ何があってもおかしくないです。」と1年半位前にお医者さんに言われた母ですが、大きな文字で書いてある歌詞の紙を次々とめくって、最後まで歌うのです。84歳でどちらかというと勧められるままに洗礼を受け、現在91歳になります。昨年の前半に、一人暮らしの母を牧師夫妻が訪問された時、やすらぎの歌で賛美してくださり、それを聞いて母が「良い歌だねー」と言いました。毎月牧師が訪問してくださり、その度に一緒に賛美をしました。

月1回礼拝へ

その後、自宅で倒れて怪我をするようになりました。以前、家内の勧めもあり申し込んでいた老人ホームに、ケアマネージャーさんが、ショートステイ、そして10月に入所へ導いてくださいました。神さまのすばらしいタイミングでした。12月には、その老人ホームで教会主催のクリスマスコンサートが開かれました。母の歌える曲の時、母にもマイクが渡されて元気良く歌いました。

今年に入り、教会では市民センターで礼拝をするようになりました。完全バリアフリーの市民センターでの礼拝に、なんと老人ホームで快く車を出してくださることになりました。月1回、車椅子のまま送迎付で礼拝を守ることが出来るようになりました。どちらかというと個性的な人生を送ってきた母ですが、後になるほど神の恵みが増し加えられているという感じがします。心より神さまに感謝します。

証し:蔵元英二

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