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週報巻頭言

黙示録セミナー⑫ 「後の雨」の本番の大リバイバルに向けて!

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新約聖書のヨハネの黙示録6章には、封印が解かれる度に、白い馬、赤い馬、黒い馬が出てきて、第4の封印の時は「青ざめた馬」とあります。そして、地上の四分の一の人々が「剣とききんと死病と獣」によって殺されると。現在の世界人口は約77億で、四分の一はなんと20億弱です。その原因が「剣とききんと死病」はともかく、違和感を感じるのが「獣」です。

これはライオンやトラなどのことではなく、黙示録で獣は「反キリスト」を指しています。反キリストによってかなりの人々が殺されるのです。そのことは第5の封印(黙示録6章9~11節)を見ると分かります。迫害の中心はクリスチャンに向けられて、殉教が起こってくるのです。

クリスチャンは「患難中携挙」ですから、患難時代前半の大リバイバルの時にはいますし、この迫害の時にもいる可能性があります。

さて、大切なことは、使徒の働き2章の「ヨエルの預言」から教えられることです。一つは、まず「ペンテコステ」を現わしています。2000年前に聖霊が下り、教会ができて、世界に一気に広がった「初めの雨」です。

「後の雨」の中心は患難時代の前期に

ヨエルの預言が言っているもう一つのことは、使徒2章19~21節の「また、わたしは、上は天に不思議なわざを示し、下は地にしるしを示す。…」以下の部分です。これはペンテコステの時には起こっていません。これは「後の雨」を表現していると見られます。

「後の雨」というと、1900年代当初より、アズサ・リバイバルなどで始まりました。ペンテコステ各派がスタートして、チョーヨンギ牧師やラインホルト・ボンケ師のような器により、すさまじい救いの働きが現されました。しかし、これは「後の雨」のはしりなのです。

なぜなら、使徒2章19節以下は再臨の表現、すなわち、患難時代の表現であり、今はまだ患難時代ではないからです。患難時代に入った時に、聖霊の働きは激しく動くようになります。「後の雨」は、滅びが来る前に、たくさんの人たちが救われる、そこにポイントがあります。

「後の雨」でのポイントが「預言の働き」

「後の雨」では「預言」を中心とした御霊の賜物の働きと救いが起こるのです。注意すべきは、現在はカリスマの働きは色々始まってはいますが、しかし、まだ本格的なものとなっていないのです。

使徒2章のヨエルの預言は、「後の雨の中心」が患難時代前期にあることを言っていて、その時にポイントとなるのが「預言の働き」です。それは、使徒2章17、18節に「彼らは預言する」とあり、また、幻と夢も預言なのです。預言が御霊の賜物の中心として、非常に強力な働きをするのです。ヨハネの黙示録19章10節には「イエスのあかしは預言の霊です。」という言葉もあります。コリント人への手紙第一14章1節には「特に預言することを熱心に」とあります。

皆さん、賜物のことを学び、「預言」を熱心に求めてください。その時が来ると、チョーヨンギ牧師やラインホルト・ボンケ師の働き以上の業が起こります。

「預言」は教会の働きで、教会を通して用いられる

御霊の賜物は皆さんに現れて来ますが、聖書を見ると、賜物の働きは「教会の機能」と書いてあります。(Ⅰコリント12~14章)御霊の賜物は、教会のものとして、教会に従いつつ、教会の管理の下で使ってゆくことが大切なのです。

問題点があります。預言を認めている教会と、認めていない教会があります。預言を認めていない教会では、その働きは止まり問題が起こりますから、用いてはいけないのです。預言は、それを認めている教会で、その管理の下でです。

しかし、聖書でははっきり言っています。「後の雨」の働きが患難時代に起こってきて、預言の働きが大きく動き、預言や賜物の働きを通して、非常に大きな祝福と恵みが現されて来ます。戦国時代の武将が「鉄砲」を持って有利になったように、預言を持っている時に、主の御業が豊かに現わされて来ます。

だから、主はクリスチャンに預言を求めるように、また、すべての教会に預言を求めるように言っていることを覚えておいてください。(完)

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