The Light of Eternal Agape 東フィラデルフィヤ教会
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週報巻頭言

感謝するとき、働いてくださる神様!

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「しかし、弟子たちはイエスに言った。『ここには、パンが五つと魚が二匹よりほかありません。』すると、イエスは言われた。『それを、ここに持って来なさい。』そしてイエスは、群衆に命じて草の上にすわらせ、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて、それらを祝福し、パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので、弟子たちは群衆に配った。人々はみな、食べて満腹した。そして、パン切れの余りを取り集めると、十二のかごにいっぱいあった。」(マタイ14:17~20)

イエス様のもとには、男だけで5000人が、女性や子どもも入れるとその倍くらいの人々がいたと思われます。全員に食べさせるのに、そこにあるのはパンが五つと魚が二匹でした。全く足りないのです。

しかし、イエス様は皆を座らせて、その全く足りない五つと二匹を手に取って、父なる神を見上げ祝福したのです。私たちの目にはどうにもならない問題で試練ですが、イエス様は感謝しておられたのでしょう。私たちが試練を感謝する時、やはり同じ状況です。

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困った時、試練の時に感謝するのは御心です!

私たちは神様に愛されています。なぜなら、神のひとり子イエス・キリストが、私たちが頼んだのでないのに、私たちの罪を贖うために、ご自身を十字架の上に捧げてくださったからです。私たちは一方的に愛されています。その愛に気づいて悔い改めると救われます。

この神様は、私たちに良いことだけをしてくださいます。ですから、とんでもないことが起こった、と思われる時も、その悪いことを感謝します。

聖書には「すべての事について、感謝しなさい」(Ⅰテサロニケ5:18)とあります。神様は問題を通して御業をなしてくださいます。

パンが五つと魚が二匹しかないのは、どうにもならない問題なのですが、だからこそ、神様の御業が現れ、神様のご栄光が現されるのです。

だから、問題が起こったら、手を叩いて感謝しましょう。「またか」なんて思わないで、しっかり手を叩いて感謝しましょう。主は必ず答えてくださいます。

私が一番鮮明に思い出されるのは、やはり、新幹線の中でiPhoneを亡くした時です。新幹線に乗って東京に向かっていた時、ズボンのポケットに入れておいたiPhoneが、ふと無いことに気が付いたのです。

あれ無い!と気が付いて、慌てて探して、ないと気がついた時には何とも言えない不安がきました。探す当てが全くないのです。それを自分の問題として握り続けたら、きっと神様の御業は見られなかったでしょう。

しかし、この時点で「感謝すべきこと」を思い出したのです。「すべての事について、感謝しなさい」とみ言葉ですから、とにかく感謝しよう、と。

感謝する理由は、もちろんうれしいからではなく、努力でもなく、聖書の言葉に従おう、そうしなさいとあるからです。他の理由はいらないのです。ただ、そうしなさいとみ言葉にあるからするのです。

新幹線のデッキで手を叩いて感謝しました。この行為はiPhoneと何の関係もないのですが、神様により頼むという点で重要なのです。主が答えてくださいました。車掌さんが丁度通りががったのです。いつもの私でしたら声をかけなかったと思います。たいていは落とし物係を教えてくれる位ですから。

なんとその車掌さんは積極的に、「かけてみましょうか」と言ったのです。そういう対応をとってくれる車掌さんは何人に1人いるのでしょう。かけながら、私の座席まで行ってくれました。そして全くわからないところに挟まっていたiPhoneを取り出したのです。神様が送ってくれた車掌さんだと思いました。この体験だけでも、試練は感謝すべきことであり、神様が働かれる時であると知るのです。なぜ感謝すると神様が働いてくださるのでしょう。

それは、私たちが神様に愛されているからです。主をほめたたえ、感謝していきましょう。日頃の試練や困難の時は、いつも感謝していきましょう。

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