「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。」(マタイの福音書7章7節)
心を合わせて祈ることの大切さ
P牧師は語られました。このところ、いやされた数が一気に増えてきています。理由は、癒しの祈りの時、「私の祈りに心を合わせてください」と言ってますが、実際に心を合わせる人が何人もおられるからです。そういう方々に、癒しが起こってきています。祈られる側の人々に、願いを持って合わせる秘訣です。
祈りのポイントは「願う」「求める」で目標がはっきりしていることが大切。
「忍耐して求め続けること」によって多くのことが成就!
「海外宣教」の働きは、当初は祈りだけでした。祈り続けていると、「大丈夫かな」「開かれるのかな」と。しかし、時が来たら、一気に開かれたのです。
私たちが行っている所は全世界です。色々な国々、色々なタイプの宣教が開かれてきています。今日も、ドイツの教会から韓国に帰るワーシップリーダーが来てくださいました。そうなると語られていた主の言葉が成就し、喜んでいます。
「作詞作曲」においても、何時までたっても起こらない、本当かな、間違いかな、と私は思ったのですね。何度も主に聞いたのです。しかし、時が来たとき、一気に現れてきました。今はもう2000曲にもなるのですね。
この時、忍耐をもってやり続けること、これが「TLEAの利点」です。「しつこい」です。この「忍耐の問題」があることを覚えておくこと。
ヨーロッパの働きは、東ヨーロッパが開かれ、西へ
そんなものかなと思われました。20年経ってチェコをはじめ、働きが動き始め、預言の本の翻訳の働きになり、とうとうドイツ、スイスに行きました。
今回のドイツチーム後に、ドイツの教会に何か祝福の業が起こったそうです。困難の中におられたドイツの教会がチームを通して「悪いことも感謝する」と言うことを聞き「これが答えだ」と思われ、御業が起こりました。
御業をなしたのは神様です。この時、「祈り続けていたこと」が重要な働きなのです。
ロシア系ユダヤ人と宣教の道を開く…
「賛美の働き」については、主は「リバイバルの働きのポイント」として導いていますから、大きく開かれてきましたが、更に展開してくるでしょう。
また、ロシア系ユダヤ人については、30年経ってまさしく、主が語られていたことが開いてきました。
今は、主の計画の結論に来ているのではなく、まだ中ほどと思われます。今後のその展開には、驚くようなことが含まれてくるでしょう。(完)
【聖書の言葉から】いつも信仰を働かせ、主を見上げているヨセフ!
「ふたりは彼に答えた。『私たちは夢を見たが、それを解き明かす人がいない。』ヨセフは彼らに言った。『それを解き明かすことは、神のなさることではありませんか。さあ、それを私に話してください。』」(創世記40章8節)
ヤコブの11番目の息子ヨセフは、兄たちに憎まれて、エジプトに売り飛ばされて11年になっていました。奴隷、そして囚人の立場を体験していました。悲惨な青春時代のはずですが、ヨセフは兄たちの仕打ちより、17歳の時に夢で語られた神の言葉をしっかりと握っていたと思われます。
ヨセフは兄たちとは違って、子どもの時から神様を恐れることは学んでいたのかもしれません。父ヤコブはヨセフを年寄り子としてかわいがっていたが、ヨセフが兄弟たちの中で特に神を恐れ、信仰を持っていたことを喜んでいたのかもしれません。
辛いところを通らされたヨセフですが、神の言葉を握り、主の愛を疑わなかったヨセフは、奴隷の時も、囚人の時もいつも、主を見上げていたと思われます。囚人として牢獄で、しかし監獄の長の恵みを受け、囚人の世話をさせられていたヨセフ。そこに王に仕える高官が二人、ヨセフのいる牢に入れられました。夢の解き明かしが必要なその二人に、夢の解き明かしの賜物を持つヨセフが、確信をもって言った言葉がこの8節の言葉です。
夢の解き明かしはピタリ的中して、献酌官長は復権します。しかし、彼の証言がヨセフを開放するのは、その2年後です。
ヨセフには「この囚人生活がいつまで続くのか」という思いはあったでしょうが、この8節の言葉には、いつも信仰を働かせ主を見上げているヨセフが感じられます。すべてのことを感謝し、主を見上げていきましょう。
ヨセフのように、主の大いなる御業を見ます。