【次のような主のことばが私にあった。「人の子よ。一本の杖を取り、その上に、『ユダと、それにつくイスラエル人のために』と書き記せ。もう一本の杖を取り、その上に、『エフライムの杖、ヨセフと、それにつくイスラエルの全家のために』と書き記せ。その両方をつなぎ、一本の杖とし、あなたの手の中でこれを一つとせよ。】(エゼキエル書37章15~17節)
シルクロードを、迫害されない国を求め日本へ
P牧師は、反ユダヤ主義は今に始まったことではない、歴史上ずっと続いていた、と語られました。BC721年にアッシリヤに滅ぼされ、連れて行かれたた北イスラエル王国(ヨセフ族など10部族)の人々は、アッシリヤ滅亡後にカナンには戻らず東の方へ行ったと考えられている。
あっちでもこっちでも迫害を受けるので、迫害されない安全な所を求め、シルクロードを通って日本に辿り着いたと考えられる。
イスラエルを迫害しなかった先進国は、日本だけ!
イスラエルには「アミシャブ」という組織があり、散らされた10部族をイスラエルに帰す働きをしている。エチオピアやインド、中央アジアで色々なイスラエル人が見つかっており、それらは全部がシルクロードの途中でです。その果てが日本なのです。また、反イスラエル主義が世界中に広まっていますが、イスラエルを迫害しなかった先進国は日本だけ、とも言われています。
聖書では「少しずつもどる」とは書いてない!
エゼキエル書37章では、「もう一つの国がある」と書かれているのです。「杖」は主権を現わします。イスラエルの多くの人々は、日本は失われた10部族だと真剣に考えています。
アミシャブも、日本は10部族だという対応を取っています。はっきりと、聖書に「2つの国」のことが書かれています。
「日本」と「イスラエル」だけが救われないのは、特別なことがある!
日本は100万人も殉教者を出した国です。信仰の強い国なのです。第2次世界大戦においても、2つの大きな災難を見ました。1つはホロコーストです。600万人もの方々が殺されました。もう1つは原爆です。25万人くらいの方々がなくなりました。日本とイスラエルではないですか。
もし、我々がイスラエル人なら144000人(黙示録7:4)に入ります。そうすると、宣教の働きが違うことになります。中心的宣教することになるのです。日本に行く前に韓国へ行って留まったイスラエル人も含めてです。
アメリカのワシントンポストの記者は、困難の状況が日本とイスラエルに重ねて起きるということは、終末の事柄が出てきていると言っています。
「日本人はイスラエル人」で論争するつもりはありません!
仮に「日本人はイスラエル人」が違っていたとしても、クリスチャンは霊的イスラエルですから、中心的には動かなかったとしても、非常に補助的に動きます。論争のために言っているのではなく、(私たちは宣教が中心ですから)そんなことよりはアフリカやヨーロッパ、アメリカに宣教のために行きます。
レオン牧師が日本の私たちに宣教の助けを求めたのはなぜ?
日本人を通して非常に強い働きが起こります。今回(3月に)インドに行った時、ある方が「奉仕をやらせなさい、そうすると何が起こるか分かる」と。
これは、主の手が働き始めているだけでなく、イスラエル人としての働きの歩みが始まっているのではないか、(傲慢だと思われますが)明らかに周りが違うのです。
この時、なぜこのことが預言を通してイリエ・コロアマさんを通して示されたのか、これを認識して対応することが、この世の終わりにおける神様の働きと大きく関わりがある、そう思うからです、とP牧師は語られました。
また、イスラエルのレオン牧師が日本の私たちに、イスラエル伝道の助けを求めてこられたのはなぜでしょう、とP牧師は語られました。
確かに、「伝道の助け」なら、まずアメリカでしょう。力があるし素晴らしい器も多いです。でなければ、韓国ですね。韓国の人はどこに行っても出会います。あらゆるところに入り込んで伝道しています。
ところが、イスラエルのレオン牧師は日本の私たちに、イスラエル伝道の助けを求めてこられたのです。
(ロシア系ユダヤ人との関わりを開くという「預言の成就」としての)このことは、この後に大きな働きに繋がると期待されます。(完)