【次のような主のことばが私にあった。「人の子よ。一本の杖を取り、その上に、『ユダと、それにつくイスラエル人のために』と書き記せ。もう一本の杖を取り、その上に、『エフライムの杖、ヨセフと、それにつくイスラエルの全家のために』と書き記せ。その両方をつなぎ、一本の杖とし、あなたの手の中でこれを一つとせよ。】(エゼキエル書37章15~17節)
イスラエル王国が「南ユダ」と「北イスラエル」に分裂!
宮城カリスマ聖会で、P牧師は更に語ってくださいました。
信仰の父アブラハムからイサクが生まれ、その子ヤコブ(イスラエル)が生まれて、12部族ができ、イスラエルの国ができます。
イスラエルはダビデ王、そして、その子ソロモン王の時代に最も栄えていたが、ソロモンの子レハブアム王の時に増税が原因で2つに分裂します。
ユダとベニヤミンの2部族の「南ユダ王国」と、ヨセフ(エフライム)族など10部族の「北イスラエル王国」にです。
その後、北イスラエルはBC721年にアッシリヤに滅ぼされ、民は連れて行かれる。そして、アッシリヤが滅びた時、北イスラエルの民はカナンには戻らず、東の方へ行き行方知れずになっている。
南ユダもBC597年~にバビロンに滅ぼされ捕囚となるが、その後バビロンを滅ぼしたペルシャに帰還を許されて、南ユダはカナンの地にもどる。
この「南ユダ」が今の「イスラエル」です。
どちらも不信仰だったが、「北」は特に不信仰!
2つの国は不信仰なことが多かったが、南ユダの方は信仰的な王が立つことがあり、まだ良かった。北イスラエルについては、列王記第一の14章15節に、アシェラ像を造って主の怒りを引き起こしたから、「ユーフラテス川の向こうに散らされる」と予告されていたのです。その通りになりました。
もう一つの国「エフライムの杖」と1つにする!
エゼキエル書37章16節に書かれている「エフライムの杖」とは、「杖」が主権を現わす言葉なので、「もう1つの国」を意味する。ユダの杖とエフライムの杖を1本にする、とは、2つの国を1つにすると書かれているのです。
「もう1つの国」の人々を探す働き…「アミシャブ」
現在、イスラエルの政府組織である「アミシャブ」が、この「もう1つの国」の人々を探す働きをしています。
東の方ユーフラテス川の彼方に、シルクロードを通って多くの民は東へ行ったのです。その国を探すため、日本とイスラエルは強力すべきだと、言われています。4部門で捜すことが可能です。
①ユダヤ教と神道が似ている
②ヘブライ語と日本語の類似性
③生活習慣の一致
(相撲で塩をまいて清める、歯磨きに塩、お風呂に体を洗ってから入る)
④昔から日本人はアジア人ではない、と思われていた。ザビエルなどが言っている。
(戦国時代に、安全という意味では、野菜を台の上に置き、お金を入れておける販売。女性が1人旅できる。学ぶことが熱心で、80%の人が字を書く。その時代、イギリスでは50%。大工が字や文章を書く。日本書紀に十戒の内容が出て来る、など)
キリストを崇めない、偶像礼拝の罪!
聖書の黙示録には、イスラエルに対する裁きが書かれています。ユダヤ人はキリストを殺している。日本では100万人も殉教者を出していて、殺したのは日本人です。ユダヤ人と日本人は罪が際立っているのです。この2カ国は裁きにふさわしいのです。
終末の裁きの特徴は、「戦争」と「地震」です。世界の地震の30%が日本で起こります。予想されている関東大地震、東海地震、東南海地震、南海地震は、まだ起こっていません。
この裁きはノンクリスチャンに対する裁きですが、しかし、クリスチャンもとばっちりを受けないとは限らないのです。
日本からリバイバルとは
しかし、ペテロやパウロをはじめ、福音を述べ伝えたのはユダヤ人なのです。「日本からリバイバルが起こる」、このことは確かに主がなさることです。「1人が百万人に福音を伝える」、マーリンさんを通して言われた言葉が成就する時が必ず来ます。主に期待していきましょう。(完)