「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」(エペソ人への手紙6章12節)
癒しは、「2つの方向」から対応することが重要!
P牧師が、病の癒しへの対応について語ってくださいました。最近、M牧師が肺がんと言われたそうです。しかし、その後、検査を2週間前に受けたら、癌が消えていたそうです。感謝します、プレイザロード!
癒しを求めてイエス様の名によって祈れば、癒しは起こるのです。この癒しの働きが、このところ顕著に来ているとP牧師は語られました。
この癒しについては、2つの方向から対応することが重要と語られました。1つは体が悪くなった「病気」として対応すること、もう1つは、聖書を見ていると明確に出てきますが、悪霊から解放された結果、症状が無くなったという形の癒しです。
体調を崩した人が、「霊の追い出し」で癒された!
P牧師がまだM教会におられた頃、独身者が中心の断食祈祷会中に、1人体調を崩した人が出ました。吐き気がして、非常に体調が悪くなったのです。それで祈りましたが、良くならない。その時「これは霊だ!」と語られたように思い、「イエスキリストの名によって命じる、○○○○(霊の名)よ出て行け!」と命じると、ハーハー苦しんでいた人は、「アッ」と癒されたのです。
その夜、今度はP牧師が気持ち悪くなりました。ウ-ウー言ってましたが、ふと昼のことを思い出し、これは霊だ!と気づき、「イエスキリストの名によって命じる、○○○○よ去れ!」と命じたら、すぐに癒されたそうです!
これは、この病が悪霊のためであったということを現わしています。
ですから病の対応では、1つは病の対応を、そしてもう1つは病の霊としての対応の、2通り形の対応となり、これが重要な意味合いがあります。
例えば、不思議さんの精神病の癒しの時には、霊的な対応がポイントでした。
聖書を見る限り、霊的な悪霊による病というのは、非常に多いということを覚えておいてください。
悪霊というのは、どういうものか
霊的な存在として、まず「神様」がおられます。そして「人」がいるわけです。三位一体の神様がおられ、そして人です。それに天使がいます。天使は2通りに分かれ、主に従う天使と、主に反した天使です。
主に反した天使は、サタンを頭とした悪霊の天使です。それが色々な問題や困難を現わしていくということを、覚えておいてください。
クリスチャンは悪霊に所有されることはない!
イエス様を信じている人は、悪霊の影響は受けますが、悪霊に所有されることはないのです。病の霊とかが入って病気になることや、鬱的になることはありうるのですが、しかしその時、悪霊によって所有されることはないのです。
イエス様を信じている私たちの内側には、聖霊様がいらっしゃるので、聖霊様は悪霊に支配されませんから、悪霊に所有されることはないのです。
非常に強く、あたかも取りついているかのように感じる場合でも、クリスチャンは神様のものなので、必ず解放されるということを覚えておいてください。
霊的な事柄の対応は、教会の管理の中で!
癒しとか、そういう働きになる時は、これらの(霊的な)事柄が出て来ます。もし霊的な事柄がある場合には、必ず教会の管理の中で対応することが重要です。
P牧師がM教会におられた頃、スネルゴイキャンプというのがあり、そのキャンプ中に1人の人が霊的な反応を起こし、その人の癒しのため10人位の人々で祈りました。そして悪霊はその人から出て行きました。
しかし、祈った人の中で、聖霊のバプテスマを受けていなかった人、異言の働きがなかった人がいて、その人たちに悪霊が入ってしまった、ということがありました。聖霊のバプテスマは、イエス様を信じている人は、求めれば必ず与えられます。受けていない人は、受けてください。そのことが重要です。
医学的に対応できなくても、霊的な対応で解放される!
霊の働きは強力です。医学的に対応できなくても、霊的な対応で解放されるということは起こります。某国立大学の医学部教授のお医者さんが、奥様と来られました。息子さんの精神の病の癒しのためです。
医学部教授の方は、息子さんが小さい時の対応が今の病気の原因だと言ってました。しかし、奥さんは、引っ越して何か霊的な事柄を家に感じ始めてから、息子がおかしくなった、これは霊的なものではないかと言ってました。
そして、このご夫妻が牧師の所に来られたのは、明らかに、そういう現象を心の中で半分認めてやってこられたと思います。
十字架とよみがえりを通して、私たちの内に命を与えて下さった主は、さらに多くの人たちが解放されるために、私たちを用いて下さっておられることを覚えておいてください。(完)