「愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。」(コリント人への手紙第一14章1節)
賜物の働きをするときに、霊的な事柄への理解も増す!
P牧師は、賜物の働きは非常に祝福に満ちたものです、と語られました。そして、「賜物が我々に現れて来るのに必要なこと」を上げられました。
(1)救われていること
イエス様を信じて救われていることが必要です。
(2)聖霊の満たし
救われている時、聖霊様が与えられているのです。「聖霊の満たし」を求めると、異言の働きが現れます。満たされ異言をすることを通して賜物の働きが開かれていく、このような流れです。
「賜物の働き」には癒しや奇跡などの「力系の働き」と、預言、知恵・知識という「言葉系の働き」があり、主は全てを現わして下さいます。
(3)求める時、どなたでも現れてくる
P牧師はある教会で預言が始まったころ、預言を語る人を見て、「いいなあ」と思われたそうです。「預言が与えられる人」と「預言が与えられない人」がいると思われていたからです。
しかし、これは間違いです。コリント人への手紙には、たれでも預言ができる、と書いてあります。
もちろん、優れた預言の働きをする「賜物の人」は一部ですが、あるレベルの働きは誰でもできるのです。
(4)「重要なこと」が2つあります!
①賜物は「教会のものであること」です。「教会の機能」として、皆さんが預言するとき、(この場合)TLEA東京アンテオケ教会の管理のもとに、教会のものとして用いるということが重要なポイントです。
②「吟味する」ということです。我々が預言を語ったとき「その預言」は、神からの場合と、人間的な思いを言っている場合と、場合によってはサタンからの場合もあります。ですから、見分けるのです。見分けて、正しいことだけを受けていくことは重要なポイントです。
(5)預言をするとき、どうしたら良いか!
聖霊のバプテスマを受けて、異言の働きがある場合は、もう預言ができるのですが、「え~、え~、え~」というような感じになるわけです。その場合どうしたら良いかというと、思いの内にあることを片っ端から語って下さい。その中に、預言があります。
ただし、片っ端から語ったことは、ほぼでたらめです。はじめはそういうつもりで、どんどん言っているうちに、だんだん捉えられてきます。そして実際の預言の働きが、その中に入っているのです。
(6)「思いの内に来ること」をとらえることの重要性
思いの内に来るということは、何かの示しと同じパターンなので、ある場合は示しだったり、同じタイプのことが預言だったりします。
例としては、北海道に行った時、「事故が起こる」と思いの内に来たのです。この示され方は預言のパターンと一緒です。思いの内に来る、それを言うのが預言の働きです。
(7)夢で示されることや、文字が出てきたことも
夢で見たこと、聖書ではこれを預言と書いてあるところがあります。P牧師は入院するときは、よく夢で示されていたそうです。
ですから夢は大切です。しかし、これはきちんと吟味しなければなりません。本当に神様から来たのか、どうかを。たとえば、P牧師は断食をされていた時、お腹がすいてすいて大変な時に、バナナを食べた夢を見られたそうです。食べている実感がある夢だったそうです。これは、食べたいという思いが作り出した夢と考えられるのです。
また、漢字が出てきたという人もいるそうです。
(9)不思議牧会伝道師の場合
P牧師が言われるには、不思議さんは言葉が勝手に来て、それを語ってしまうそうです。寝ている時に、預言されたこともあるそうです。しかも、重要な問題があった時で、その預言で明確な対応が語られたそうです。
ですから、神様はいろいろな形で語ってくださいます。この後、皆さんはいろいろ預言するようになって来ますが、リーダーみたいなもので、教える側のつもりでやってください。
ヨエルの預言は、神様の道を開くポイントを持っています。(完)