津波が押し寄せ進めない
東日本大震災が起きた日は主人の仕事が休みでした。主人は90才になる主人の母の所へ午前中から行き、午後2時40分ごろに帰宅しました。まもなく地震が発生し、落ち着いたころ、母のことが心配で、すぐ実家の方へ行きたかったのですが、ガソリン切れで車が出せず、行くことができませんでした。母の住んでいる所は仙台空港の近くで、津波が来ることがわかりました。幸い、甥が行けるようになり、母の所へ向かいました。ところが、空港方面に入ったら、すでに道路は水で溢れ進めないとの連絡が入りました。私達は無事を祈りながら、眠れない一夜を過ごしました。
助かった近くの別の橋で賛美が…
次の日の午前中に母が無事であることが知らされました。津波が来る直前に民生委員の方が来られ、母を車に乗せて助け出されたことがわかりました。民生委員の方の車は橋を上り、降りようとしたらもう津波が来て降りられず、一晩橋の上で過ごしたとのことでした。その後、4月に入りGifts(ギフツ)が名取市を訪れ、慰問コンサートをしてくださいました。また、仙台空港方面にも行ってくださり、母が助かった所の近くの橋で賛美を捧げてくださいました。主の導きと守りを感謝し、御名をほめたたえます。
『あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり、川を渡るときも、あなたは押し流されない。…わたしが、あなたの神、主、イスラエルの聖なる者。あなたの救いは主であるからだ』イザヤ書43章2~3節
証し:O.M姉