
ロシアがウクライナに攻め込み、しかし、ウクライナが善戦している。プーチン大統領は化学ガスや核を使うのではないかと憶測がある。今は脅しのようにも見えるが、この後、黙示録の時代に入ると、核を使うような大きな戦争が起こってくることも予測されます。
復興ローマ帝国への動き
今回、ヨーロッパ諸国はロシアに対して恐怖心を持つようになり、EUやNATOに入りたいということで、ヨーロッパが急速に一致する動きが出てきている。これは、ヨハネの黙示録にある(13章)ローマ帝国復興への動きと見られる。EUが原型となると見られ、このローマ帝国を土台に反キリストが現れるのです。ロシアの動きはローマ帝国復興の動きを加速している。
再臨直前に、再び聖霊の激しい働きが
使徒の働き2章のヨエルの預言では、後半部分の19、20節は黙示録の表現なので、再臨直前に起こると見られる。ペンテコステの時と同じように、聖霊の激しい働きと共に、預言を中心とした賜物の働きの時となる。
賜物の働きはすでに1900年代当初から起こり、預言の働きも起こっていますが、その中心的なポイントは患難中携挙までの間に起こって来るので、これからが勝負です。
賜物の働きを進める「使徒団の働き」
復活のイエス様が天に昇られてから、使徒たちにはイスカリオテのユダの代わりに1名加わり、そこに聖霊の注ぎかけが起こり、使徒を中心に大きな働きが起こってきました。この使徒の働きは、賜物の管理の、そして働きの重要なポイントだと思われます。使徒、預言者、伝道者、牧師、教師の五職(エペソ4:11)が立てられ、教会の働きを一気に拡大させました。人々の霊的な成長を全うさせる、これが非常に大きなポイントなのです。
各役割に分かれるというのは、働きが効率的になることを現しています。機能的な体制で五職が入ることは、教会の働きに非常に大きなポイントになります。
神の御心が明確に入って来る
五職には、まず使徒と預言者があり、ここに重要なポイントがあります。聖書は、使徒の働きに関して、奇跡や癒しや不思議な業がともなう、と言っています。(使徒2:43など) 使徒の働きを通して、神の指示とか導き、働きが、つまり神の部分がより強く入ってくるのです。そして、五職により神様の業が進むのです。今は多くが牧師ですが、それは教師、牧師、伝道者に分かれると思います。そこに、使徒、預言者が入ることによって、神の御心が明確に入ってくるのです。
黙示録18章20節には「おお、天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都のことで喜びなさい。…」とあり、初代教会の時だけでなく、明らかに再臨直前に使徒、預言者がいるということを現しています。ですから、その働きは重要なポイントを持っているのです。
神の奇跡とか働きが、より強く使徒と預言者を通して主が現してゆき、更に、伝道者、牧師、教師を通して働きを進めてゆくことを覚えておいてください。(完)