「神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言をし、青年は幻を見、老人は夢を見る。その日、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。(18節)
また、わたしは、上は天に不思議なわざを示し、下は地にしるしを示す。それは、血と火と立ち上る煙である。(19節)
主の大いなる輝かしい日が来る前に、太陽はやみとなり、月は血に変わる。」(20節)(使徒の働き2章18~20節)
ヨエルの預言は「旧約時代」と「新約時代」の区切りになる預言!
このヨエルの預言は非常に重要で、旧約時代と新約時代の区切りになる預言です、とP牧師は言われました。
このペンテコステの時に、非常に強い聖霊の注ぎかけが起こり、教会がスタートして、聖霊様と教会によって賜物の働きが始まり、福音が一気に全世界へ広まったのです。これはもう一度、主の再臨の前にあります。
ペンテコステ以降は、預言の賜物は教会に属する働きに!
旧約時代は神が選んだ者にだけ聖霊が注がれて預言していたが、ペンテコステ以降は預言の賜物は教会に属するものとなった。教会の機能として、教会に加わる一人一人にそれが現れるという形になりました。
預言の働きを使う時は、教会のものとして教会の管理の中で用いるということが、非常に重要な役割をもってきます。
全く意識していなかった「音楽の働き」に関しての預言!
P牧師は言われました。音楽の賜物は私たちには無かったのです。(預言で語られ「歌集」を作るようになって数年後に)「賛美隊を立てる」と語られたのです。シナイ山と白馬で立てる、と言って来られたのです。初めは「賛美隊」の意味も分からず、賛美隊~~という歌ができ、歌いながら分かっていない状況でした。
シナイ山の頂上で主を崇め、非常に強い臨在が!
まさにその中で主の業は始まって来たのです。預言で「シナイ山に行け」という指示でしたので楽器を持ってシナイ山の頂上に上り、主を崇めたのです。
非常に強い臨在が来ました。多くの方々が泣き出しました。降りてイスラエルに入ってホテルでの夜の集会で、今までと臨在が違いました。ヨーロッパのクリスチャンと思える方々も、聖霊に触れられているようでした。こんなことは今まで無かったことです。
それと共に、白馬キャンプでも賛美隊を立てると言われ、白馬での賛美チームとしての神の働きが大きく進んできました。
「賛美の働き」で「主が何をなさりたいのか」見えてきました!
海外宣教に出た時に、「ここで賛美をしなさい」と語られて、下手を承知で、しぶしぶ行っていました。賛美の働きが語られても、10年、15年も何も起こらなかったのです。しかし、ある時、神様は「今、歌集を作りなさい」と語られました。とても無理のようでも、取り組むと、歌集が出来たのです。
(今は23冊目になっています。)TLEAとして、たくさんの賛美が出来、海外宣教でも賛美チームの働きが大きく用いられるようになりました。
「賛美の働き」で主が何をなさりたいのか見えて来たと、P牧師は言われま
した。昔、預言で語られて初めてアメリカに宣教に行かれた時に、P牧師は、日本独自の賛美が無いことに気づかされました。
預言で語られて始まった日本からの賛美隊の働きが、海外宣教などに大きな力となって用いられています。これからますます、賛美の力は現わされていきます。これはリバイバルのポイントとして重要な意味合いがあると、P牧師は語られました。
オーケストラに関しても、この教会の初期に、米国のチャーチオンザウエイ教会に導かれて、そこで示されていました。今、それが大きく開かれてきていて、オーケストラの働きは、非常に大きな働きになると語られています。
預言の働きの基本は「教会の働き」と「吟味」!
預言の働きというのは、重要なポイントを持っています。預言の働きを全うするときに、必ず2つのポイントがあります。
一つは、預言は教会の賜物であることです。「教会の管理の下で使っていく」ということに重要な意味合いがあります。
もう一つは、語られた預言は必ず「吟味する」ことです。「吟味」を決して欠かしてはならないことを、P牧師は実例を挙げて語られました。
この2つをおろそかにすると、素晴らしいと言われた預言の人も、ひっくり返った実例はたくさんあるのです。(完)