
「その祝福は上よりの天の祝福、下に横たわる大いなる水の祝福、乳房と胎の祝福。」(創世記49章25節)
ハマスの攻撃で始まった戦争のため2年間行けなかったイスラエルチームが、3/28(金)~4/5(土)に突然遣わされました。そして無事に帰られました!
P牧師をはじめ25名のメンバーで行かれたら、向こうの方々に非常に喜ばれたそうです。P牧師はそれらを、上記の創世記のことばから語られました。
並みではなかった喜ばれ方!
(1)誰に喜ばれたかというと、まず最初に出迎えてくれるイスラエルの旅行社「インマヌエルツアー」の方々でした。クリスチャン社長のフィリップマイヤーさんや娘さんのスーザンさんなどですね。その喜び方が並ではなかったそうです。以前は毎年行っていて、いつも喜ばれていたのですが、「こんな時世に来てくれた」ということが、彼らには何にも代えられない大きな喜びとなったのです。
(2)次に喜んで下さったのが、ハイファにあるロシア系ユダヤ人の教会のレオン牧師でした。交わりが開かれてからは、毎年、教会を上げて歓迎してくださっておられましたが、今回は、今までを 60%とすると、今回は100%を超える喜びあふれる歓迎だったそうです。やはり「こんな時世に」ということなのでしょう。
(3)今回のツアーのポイントの一つは、「日本人10部族節」を共有することです。アミシャブの方の講演、レオン牧師の教会でのP牧師のメッセージです。
教会に「海外宣教」が語られて、変わって来たのです!
P牧師は語られました。この教会に海外宣教が示されてから、祈ったり、訓練をしたり(訓練は初めは分からなかった)していたが、何年たっても開かれてこない。「本当に開かれるのか」、という状況だった。
そうしたら、預言で、「チームを5つ、長崎におくりなさい。そこから主の働きが始まる。」と言われたのでした。そして、そこから本当に働きが始まったのです。
P牧師は言われました。その5つの長崎チームは、自己満足して帰って来たのですが、何も変わっていなかったそうです。(笑い)彼らは、相変わらずのように見えたそうです。
ところが、変わって来たのです。そこから大きな働きが開かれてきたのです。
(*人々を変えるのは主です。主に聞き従ったことが、変わって来た原因です。)
P牧師は言われました。我々は今回、急にイスラエルに来るように導かれた。イスラエルに帰って来て、礼拝をしている。
その中で感じるのが、「何か変わったぞ!」「何か起こるぞ!」ということです。
「主に期待して歩んでいきたいと思います。」とP牧師は言われました。(完)

<筆者の感想>「イスラエルにある喜び」はあります!
筆者は、2004年からイスラエルチームに4回行かせていただいております。2006年のチームだったかもしれません。シナイ山に登り、その後、イスラエルに入りました。137名もの大きなチームでした。
イスラエルの南端のエイラートという所だったでしょうか。大きな食堂で、アメリカから来たグループと交わりました。40人位のユダヤ人のクリスチャンの人々でした。
向こうのリーダーがこちらを見て、「ずいぶん多いね」と言いました。クリスチャンと分かると、この賛美を知っているか、と言って歌いだし、知っているのでこちらも皆で歌いました。皆さん楽しくなって、そのリーダーの歌う賛美を次々に、3曲位歌いました。この時、私の心には不思議な喜びがありました。
見ず知らずのアメリカのユダヤ人たち、そのリーダーだけはイスラエルのユダヤ人のようでしたが、何か不思議な喜びが私の心のうちにこみ上げてきて、今も忘れられません。日本では味わえない、不思議な喜びでした。
今考えると、お互いは、南ユダ王国と北イスラエル王国の末裔なのでしょう。不思議なつながりが、この終わりの時代に現れてきて、喜びも来るのでしょう。