
イスラエルチームで10月7日の聖会で、P牧師は、新年度のみことば(申命記1章40節)をもとに、「大きな変化が起こり、業が全うされてゆく」ということについて語られました。
虹色の月の祝福
P牧師が語っておられましたが、「夜の虹」というのはおかしなことです。しかし、月が7色になり、実際に現わされたのです。聖書でもそうですが、この教会では、神様からの祝福の時には虹を現わすことがはきっり語られています。
ジャッキーが殉教された日の夜にも、違う形ですがあったそうです。これは、この後に神様の働きに大きく関わると感じる、と語られました。

レオン牧師との関係の祝福
チームは今回もロシア系ユダヤ人のレオン牧師の教会に行って奉仕をし、交わりを持ちました。P牧師は、その教会で奉仕の時、賛美の臨在の強さとレオン牧師の穏やかな表情に、これまでと違う時の変化を具体的に感じられました。
神の民イスラエル人が正に罪人
申命記1章40節では、その約40年前にイスラエルの民は出エジプトしました。国のないイスラエルの民が、カナンの地に国を与えられるという特別な約束の中でエジプトから出てきたのです。エジプトとカナンの地はすぐそばです。皆はすぐ来ると考えたが、与えられないで、40年かかったのです。
荒野でさまよっている間に、神の民であるイスラエル人の霊的弱さを見せられ、正に罪人であるということが、明らかになりました。
私たちもリバイバルと示されて30年
リバイバルが起こると語られ、そのつもりで来ましたが、示されてきたのは「私は罪人である」ということです。自分の力では律法は全うできない、それが神様の示されたことでした。知ったのは、ただ神の力によって、神が私たちの間に業をなしてくださることでした。
批判中傷がありましたが、オオカミが襲ってきた時、羊がオオカミと五分にやっているのではまずい。違う対応を神は教えようとしています。私たちは罪人であり全うできない、全うするのは神なのです。
あなた方がどういう者であるかを教えるための40年
モーセがエジプトのパロに対して、10の奇跡を行ったのです。カエルや雹、長子が死ぬ、最後は紅海を渡る時の奇跡。神の手が彼らの上にあったので、イスラエルの民には当然だったでしょう。神の特別な御業の内を歩んでいました。
しかし、その後の40年では、なんとイスラエル人は不信仰なんだ、と学びました。自分たちにより頼むことがいかにむなしいかを、知ったのです。
なぜ、神はそのようなことをされたのか。それは、あなた方がどういう者であるかを知りなさい、そういうことを教えるためでした。40年で何を学んだのか、自分がダメな者で、罪人であることです。
大きく変化が起こり始めます
そして私たちに、「向きを変えよ」、こう言ったのです。教会では、確かに牧会では家族、親族、側にいる人たちは大切で、大きなポイントです。それも御心ですが、しかし、全く違うことを神様は言っておられるのです。
それは、全世界へ、地の果てまで、世の終わりまで行け、ということを言っているのです。「七色の月」、不思議な空でしたね。来年もここに来ましょう。
ロシア系ユダヤ人の教会に最初に行った時、我々には、帰りに雨が降り、虹が雨の中を輝いていたのを見たのです。虹が何だ!という方もおられるかもしれませんが、祝福のしるしとして確かに語られているのです。大きく変化が起こり始めているということを、覚えておいてください。(完)