「御霊を消してはなりません。預言をないがしろにしてはいけません。しかし、すべてのことを見分けて、ほんとうに良いものを堅く守りなさい。」(コリント人への手紙第一5章19~21節)
「預言」が重要な役割を果たす!
「御霊を消してはなりません」とは、御霊の賜物の働きを無くしてはいけない、ということです。御霊の賜物の働きを無くした時に、神の恵みのある部分を失うことになります。
神様は、神の恵みを100%の形で私たちに与えようとしている中で、「賜物の働きによる恵み」は大きなもので、失うことは大きな損失です。
「預言をないがしろにしてはいけません」とは、軽んじてはいけない、ということで、それを吟味して、主からのものは握り行っていくことは重要です。
不思議さんの賜物は「預言」です。それは預言で、「あなたの賜物は預言です」という言葉が与えられたのです。それが大きなポイントとして、今、現わされているのです。
しかし、言葉で来るので、神様がその言葉を与えて下さった時に、それをしっかり受けきれない場合は、それが起こらなかったりするのです。
エシュルンちゃん自閉症で大暴れ、に預言が来ました!
その時エシュルンちゃんは、集会中にあっちこっち走り回り、賛美をしている時に外に出て行ったりで、すごい形でした。しかし、預言で語られたのは「この子の賜物は賛美です。歌わせなさい。」でした。だれもその時は知らなかったのです。ここで「対応を成して」賛美の賜物が大きく現れたのです。
*この時、教会というのは重要なポイントであることを知ります。
エシュルンちゃんの母親(ダンケン里子牧師)も、最初は「賛美」とは思いませんでした。数年やらなかったのですが、やり始めたらぐんぐん伸びてきました。これは「預言」なのですね。
賛美をどんどん作る賜物が開かれた頌子姉妹も「預言」でした!
頌子姉妹は素晴らしい賛美曲をいっぱい作っていますが、以前、賛美についてP牧師に聞いてきたそうです。色々壁とか何かがあったのです。主が言われたのです。どんどん作りなさい、ジャッカジャカ出来ます。すると、本当にそうなったのです。
世界的な伝道者ラインホルト・ボンケにあったのは、神の言葉だけ!
アフリカで素晴らしい働きをしたラインホルト・ボンケは、100万人の集会とか、20世紀最大の伝道者と言われています。この方とはベンジャミン牧師が親しく、TLEAのこともお伝えしていたそうです。
この方の最初のクルセードは4人しか集まらなかったそうです。しかし、預言を通して神様から与えられた言葉だけはたくさんあったそうです。そして、働きの中で、神の言葉が成就していったのです。
預言の働きには「神の約束の力を放つ」という面がある!
預言の働きというのは、何かを教える、知らせるということだけでなく、神の力を放つという面においても、非常に重要な力と働きを現わすのです。
TLEAも預言の働きにより、言葉だけはたくさん与えられているのです。それらの言葉を大事にして、信仰の対応をとることが重要な意味合いがあります。
「吟味する」、「見分ける」ことの大切さ!
言葉の賜物のポイントは吟味する、偽りを含むので、これを見分けることが重要なポイントです。色々な預言者がおられ、素晴らしい預言もありました。しかし、そのような方でも、次に語る預言はどうなるか分からないのです。だから、私たちは本当にそうか、確認し見分けないと、受け取ってはいけません。
「御霊の賜物の働き」は、教会の機能の一つとして神様が立てられた!
ペンテコステ以降の御霊の賜物の働きは、教会の働きの一部として、機能として位置づけられていて、旧約時代の預言の働きと違うのです。教会の一部としてやるのです。ですから、教会が賜物の働きを受け入れている所では、確かに御霊の賜物の働きは起こるのです。しかし、教会が受け入れない、否定する、消極的な所では、これは起こらないのです。
教会に関して注意しなければならないこと!
これから注意しなければならないことは、黙示録を見ると反キリストが現れるのです。彼らはイスラエルを迫害し、イスラエルは世界中の国から憎まれると書いてあります。明確な形でサタンが動きます。それと共に、反キリストがクリスチャンを迫害します。リバイバルと、そして迫害です。
政府が教会を迫害するのですが、政府は教会を通して教会を迫害します。教会が2つに分かれるのです。まちがった教会にいると、いつの間にか反キリストに従っていたりします。気をつけなければならない時が来ます。
御心の教会にしっかり立ち、対応を成すのは重要なポイントです。(完)